Saturday, January 27, 2007

上野


JAPAN 2005
Gelatin Silver

久々に上野界隈で飲む。友人の結婚式を控えフィアンセと友人+もう一人の写真家と4人で撮影の打ち合わせ、と言うのはほぼ口実でお酒を楽しんでた。

フィアンセと写真家が帰り、僕とブンヤの彼と二人で深夜の上野の繁華街をブラブラ。ここは17年前仕事をしながら、アメリカに行く決意を固めるまで、酒に溺れた苦い思い出のある町。

町並みはすっかり変わっていて、あの頃の行き着けは殆ど無くなっていた。言い様の無い寂しさを感じ、時間の流れが身にしみた。

Thursday, January 25, 2007

アートとパトロン


SPAIN 1999
Gelatin Silver

今日は森アーツセンターギャラリーのオープニングに招待された。作家はグレゴリー・コルベール。以前から話題になっていた人で、僕も数年前から作品については知っていた。

作品の是非は別として(一枚、展示している中ではいいと思うモノがあった)、彼の資金調達話は痛快だ。

彼は早い段階で製作に十分な額を提示、これがまたべラボーで億単位。それを全額自分の口座に入れてもらってから製作がスタート。そうして、江戸職人のように全額綺麗さっぱり使う。最初は老大富豪が、後には様々な大企業がバックアップしてきたが同様の態度だったらしい、粋だねぇ。そこまでの協賛を得られるプロジェクトを考える力、惚れて協力してくれる人々と巡り会う運勢、中々大したものです。

製作スタッフいわく、撮影現場は超豪華な環境でこれ以上は無いと言うほど。製作すらままならぬ状況を時折経験する身としては・・・凄いねえ、中世の宮廷芸術家かーーー貴方!グレゴリーと立ち話を10分位、とても穏やかな人でした。

何とも気分のいい話。金を気にせず制作活動!!賛否両論だろうけれど、作家として一度は体験したい。

写真は、ガウディのサグラダファミリアを見に行く途中にあったキオスク。色々な国に行ったが、こういった売店はそこのお国柄が出ていて面白く、思わず一枚。

Wednesday, January 24, 2007

久々の朝焼け


JAPAN 2001
Gelatin Silver

今日は久々に早朝から出かける、湾岸を走って千葉方面へ。

浦安を抜けかけたところで大きな朝の太陽が、目の前の高速道路に落ちていた。わ~っと思った瞬間追い越しレーンから寄せてきたバンに視界をふさがれる。

あんな大きな太陽を目の当たりにしたのは久しぶり。まるで砂漠の中の一コマの様な一瞬だった。

あまり定かではないが、恐らく日本に帰ってきて間もない頃。高校の時の友人二人と当時の彼女、満員のセスナで松本まで日帰り旅行を決行。この写真は群馬の飛行場へ行く途中の景色。

Monday, January 22, 2007

外国語


SPAIN 1999
Gelatin Silver

これが日本のマンホールだったらどうだろう?

この写真、どちらかと言うとタバコに意識が向かっているのだけれどね。

Sunday, January 21, 2007

自分のブログ


AMERICA 1998
Gelatin Silver

昨夜ブログにも書いている僕の一番バーに行くと、S氏が連れと来られた。彼は僕とも顔見知りで、以前ここに勤めていたバーテンのお兄さん。一杯飲んで、「ちょっとこれから二人で食事に行ってくるけど、Kenちゃん暫くいるんだろ?」と言われ、ハイ!と一言。

彼が何かS氏に相談事でもあるのだろうと思い、暫くダーツでもしながら時間をつぶす事に。最近にしては珍しく空いていて、一番若いバーテンのS君(ここはバーテン皆3人共イニシャルがS)とS氏の話をしているうちに、ふとS氏の昔の写真でも見せてあげようと思いスタッフ用のPCを借りる。

ここは元々船員さん専用のバーで、今でも船員さん優先、出先からのコミュニケーションツールとしてインターネット環境が整っている。もちろん一般客は使用できないが、そこは常連の得というやつで融通がきく。ここで初めて自分のPC以外から-NIGHT SCAPE-にアクセスをしてみた。

驚いた事に、白黒写真の黒の出がめちゃくちゃで、白っぽく、要は明るくて中途半端な出方だ・・・。正直、かなりショックだった。自分のPCで見る分にはきっちりと調整してそれなりに出ているのに・・・。もちろんモニターの設定でいかようにも変わるのだろうけれど、あまりにも違いすぎる、何か技術的な不備があるのだろうか?

これは、早急に解決しないと・・・。

写真はトピックに全く関係ないけれど、昨日はスヌーカーをプレーしている日本人集団が何となく印象に残っていたのでチョイス。

いつもは、店が閉まるまでPOOLをしていてテーブルが空く事は無いが、この日は何故だかまったりと飲んでいるだけで、何となく誰かがこんな風に片付けてしまった。