ふと、思い出す

JAPAN 2008
Gelatin Silver

カメラは，人間がものを見るとはどうゆうことかを考える
非常に面白い装置なんです

確か新聞か雑誌のインタビューの言葉だったと思う
杉本さんらしい言い回しだ・・・と思ったのを覚えている

何故だかは分からないけれど、思い出した

出会い

今日、いつものラボから電話が入る

あれ？何かあったかな？上がりの連絡はもう受けたしな・・・

出てみると、英語しか喋れない客が来たらしく
通訳をして欲しいとの事
いつもこう云う時には僕に連絡が入る
話してみると彼は中南米から来た芸術家だった

要は、日本で行うプロジェクトの撮影者を探しているとの事
他のラボからソコを紹介されたらしい
簡単に撮影内容を聞くと割りと僕の好きな感じだった
で、彼に撮ってくれと頼まれたので、即答でOK

細かい話は来週にコヒーでも飲みながらする事に
面白い出会い方だけに楽しみだ

年始早々世界の裏側の人と繋がるとは縁起が良い

自分の写真

デジタルデータで自分の顔写真が必要になった

そうなってみると意外に自分の写真が無い事に気付く
PCを探して見ても全く無い

僕の世代にも自分を題材とする作家は居る
ある意味感心するが・・・僕はそちらではない

なので必然的に周りの人間が撮った物だけ

写真自体ならば多少はあるが

デジタルデータは3枚位しかない
しかも携帯の中のみ

毎日自分をポラで撮ってみようか・・・
などとやる気も無い思いが浮かんだ・・・

暇・・・なのかな？？