Friday, April 06, 2007

呑みすぎ・・・


Japan 2005
Gelatin Silver

でもないが、眠い・・・





Wednesday, April 04, 2007

岡本太郎美術館


JAPAN 2006
Geratin Silver

今日は仕事が早く終わり11時には家に居た、そこで美術館に行く事に。

今回は美術館開館10周年記念か何かの記念コンペをしていて(毎年しているようだけど)、以前ブログにも書いた山口君が入選したので見に行ったわけだ。

入選者は10名位だったと記憶しているが、僕の中では10年前のNYCのアートシーンと感覚的にダブるものが多くてインパクトもあまり無く、当然の事ながら衝撃的なものも無し。しかし、1人だけ興味を覚える作品はあった。とてもエコで優しい作品。

岡本さんのは内なるパワーに溢れていて、楽しむことが出来た。しかも展示している作品の椅子に座れるようにしたのはとても良い試みだ。来週から青山の時代の展覧会をするそうなので、時間のあるときに行ってみたいと思う。しかし場所が遠い・・・。

Tuesday, April 03, 2007

VISITOR FROM BOSTON


JAPAN 2006
Gelatin Silver

ギャラリーのオーナーが義理のお母様の法事に旦那さんと日本に来る。久しぶりの再開なのでとても待ち遠しい。お二人にはアシスタント時代から公私共にお世話になっていて、いつも変わらぬ愛情をもって接してくれる大切な人達だ。

僕の写真を初めて買い取ってくれた人であり、精神的にスランプのときには回復するきっかけにもなってくれた。この人の声援が無ければ、僕は写真を諦めていただろうとすら思う。

こうして文章にしてみると、自分が写真を続けていく上で複数の人達の様々な応援があることに改めて気づく。この声援がなくならない様、せめてこの声援には応えれるような作品を作りたいと思う。

エイプリルフールではありません・・・。

Sunday, April 01, 2007

あれは何?


SPAIN 1999
Gelatin Silver

今日はいい天気なので、簡単な弁当を作って近くの山を散歩することに。野桜も満開で綺麗だったが、昨日の強風でかなり散ってしまっていたのが残念だった。なだらかなスロープだが30分も歩くと少し汗ばみだし、ちょうど富士山を一望できる休憩所に差し掛かったので一休みすることに。

風が心地よく肩をすり抜け、弁当を隣のベンチの上に置いて僕は横になる。いつの間にか寝てしまったが、ゴソゴソという紙袋を開けるような音で僕は目をさました。気になって頭を少し上げて音のするほうを見ると、僕の弁当をいれた紙袋が動いている?!ちょうど富士山に対して平行に横一列に並んだ木製ベンチ
で、僕は足元にある方に弁当を置いて寝ていたのだ。

ガバッと起きて見てみると、袋の動きが止まった。袋の入り口から何か平らな
どす黒い紐のようで根元は太く先っぽは尖った感じのモノがはみ出ている、よく分からないが生き物のようだ。ぬめっとした質感が蛇のようで気持ち悪かったので、僕は注意深くベンチの傍ににあった木切れを静かに拾った。

木っ端の長さは50センチ位、背もたれのある方から静かにほんの数歩程近づく。背もたれを真ん中に僕達の距離は1m弱、紙袋からはみ出した物体を注視しながら手を伸ばした。と、木っ端が紙袋に触れたとたん、シュルシュルッと鋭い音がして、ちょうど2リッターペットボトル位の黒い塊が紙袋から飛び出したので僕は驚いて後じさりした。


その黒い塊はもの凄いスピードで草むらの中に逃げ込み、ガサガサと草むらを掻き分け遠ざかっていく・・・。音が遠ざかって行くのをぼんやりと聞きながら、今見た生き物の事を考えた。

何だったのだろう?蛇でもない・・・、蛇にしては胴体らしき部分が太すぎるし短すぎる。ちょうど太い胴体の両端に頭部と細長い尻尾が付いているようだった。しかし何とも奇妙な生き物だろう。あんな生物は見たことがない。

もうそこに居ないのは分かっていたが僕は恐る恐る紙袋を持ち上げ、中にある弁当の包みをベンチの上に出してみた。バスケットを包んだハンカチが破けていたが弁当自体には被害はなかったのでホッとする。

気を取り直し、僕はせっかく作った弁当なので富士山を眺めながら平らげ、帰路につく。

家に着き念のため日付を確認すると4月1日だった。