Saturday, May 31, 2008

バブルへGO!! タイムマシンはドラム式

久々に笑って、思い出した・・・

確かにあの時代はこんな感じだった
決してオーバーでは無いのだこれが

映画の舞台になる1990年
僕はしがない浪人もどき

アメリカに旅だった年でもある

東京は大塚に一つ年上の連れと住み
将来を夢見つつ勉強何ぞは全くせず
映画と酒にどっぷりと浸かり・・・
色んな事に手を出していた

一緒に住んでいた奴は渋谷の元チーマー
実名は伏せるが当時最凶チームの初代頭
割と知られる芸能人もメンバーの一人だった

こいつは正にバブルの申し子みたいな奴で
チーマー時分クラブイベントを主催し荒稼ぎ
とんでもない収入を得ていた

他の連れだとイベント系手配師が居て
法政の学生だったが、ポルシェに乗り
月に100万位そのバイトで稼いでいた

僕達学生レベルでこの位の連中はゴロゴロ
ビジネスマンになればまた別の世界があった
ZEROの数が幾つか多い・・・

映画の内容よりもあの頃の再現が凄くリアル
色々と思い出さしてくれる作品だ

バブルを懐かしいとは全く思わない
通り過ごした一時代として冷静に見ると
社会全体が浮かれて馬鹿騒ぎしていたが

その中で若い連中は毎日悶々としても居た

時代によって環境は変わるけれど
人間の考える事は大して変わらない

バブルの極みクラスで蠢いていた連中も居たし
その類のイベントなんかにも顔を出していた
が、その環境に自分の居場所も見い出せず・・・
いつも違和感と背中合わせでスッキリしなかった

結果として日本を出て行った訳だ

アメリカに行く前の自分・・・忘れていた
ヴィヴィットに思い出したのは久しぶり
そんな事を思い出させてくれた映画でした

三十代後半以上の世代にはお勧めの映画
あの時の自分を思い出させてくれるでしょう

Thursday, May 29, 2008

昭和のかほり


JAPAN 2008
Gelatin Silver

今日は仕事関係の人達三人で焼肉

僕の地元から電車で一駅
庶民の町として有名な所
撮影所もあった・・・

そこは全てが安く、それなりに美味い
いわゆるB級グルメ天国だ

地元住人の一人に案内される事5分
商店街を外れ少しだけ寂れた所
店内から煙がモウモウと漏れている


白くけぶった店内はほぼ満席

水を張る長方形のガスコンロ

壁は煙が張り付いてベッタリ

紙にペンで書きなぐったお品書き

店員と客達の会話

昔、来た事のあるような・・・感じ


脂の少ない新鮮な肉、肉、肉
一枚の大皿に山積みで到着

何と言っても、殆ど一人前が250円前後
一番高いカルビで400円位だったと思う

程よく歯ごたえがあって肉の味が良い
蛋白分解酵素なんぞの添加物無し

タレでも、塩でもいけた
氷無しのホッピーが実に相性良し

三人でもうこれ以上食べれません!
と言ってしまうほど食べて呑んで
まあ、酒のみは僕だけだったが
(パイントグラス6杯のホッピー)

福沢先生1本+小銭

このリッター170円突入時代に
実に庶民に優しいお値段

雰囲気もさる事ながら
値段まで昭和のかほり

何とも懐かしく美味しい時間

Tuesday, May 27, 2008

暴風雨の後


JAPAN 2008
Gelatin Silver

今日は絶好の撮影日和だったが
スケジュールを勘違い
大慌て・・・で、予定より3時間も早出

デジタルカメラだけで銀塩を持って行くのを忘れる

嗚呼・・・

実際に忙しかったのだけれど
そこまで慌てる必要は無かった

気になる空模様
空の写真にはもってこいの日なのだ

朝方は入道雲モドキが立ちこめ初夏を感じさせる

それもやがて緩やかな風に千切られたり延ばされたり
次第に斑の様な濃淡が出てきて
遥か彼方からの光が差し込み
空は更に表情豊かになる

何とも神々しい雲と空
視界に入るクレーン群

コントラストが何とも言えなく良い

撮れないからか
いつもの何倍も心をくすぐられる

暴風雨の後の空と雲は絵になるなぁ

Monday, May 26, 2008

商売って難しい

週末の土曜日は仕事の打ち上げで呑んだ
2名ほど参加出来なかったので合計4人

野毛にある行きつけの店に集まった
開店一年目弱位の時に知り
この老舗地区でいつの間にか7年
ほぼ毎日通っていた時期もある

ここ暫くは僕の野毛通いもぐっと減り
地元と東京方面で飲む事が多くなったが
何かあれば数名連れて飲みには行っていた

野毛には何度か足を運んでいたが
この店は数ヶ月ぶりの顔見せ

全体的に値段が上がっていたが店は割と混んでいる
今回は若い連中が2名だったので予算は低めの5000円
大将にその旨を伝えてから飲み始める

味は勿論文句は無い、料理に舌鼓を打ち酒を煽る

さて、お勘定

聞いてびっくり、一人8000円強
オイオイ、5000円って言ってただろう・・・
文句を言うのも面倒臭かったので
5000円ずつ集め残りは僕が払った

しかし信じられない
20000円位で止めてくれと伝えていたのに
合計は33000円

はっきり言って大将に対する信頼を無くした
6000円位ならまだ分かるが
告げた予算の6割り増しは無いでしょう・・・

横浜に新店舗出店の計画を伝えられ
料理や室内の撮影を頼まれたのだが
正直、手伝う気は失せた・・・
正規のギャラなら撮ってもいいけどね

当然、請求は6割り増し!

こんな事をしてたら商売続けられませんぜ大将
今後この店に僕が顔を見せる事は無いだろう