Saturday, January 05, 2008

He Said, She Said


JAPAN 2007
Gelatin Silver

今日、友人から一応落ち着いたと連絡が入る

去年の10月位に友人のカミさんから相談を受けた
その夫婦は二人とも僕の連れ、今日の連絡は旦那から

三ヶ月前、最初に彼女から連絡が
それを受けて旦那に僕から連絡を

お互い忙しい身だけに
彼と話せたのは年の瀬も迫った頃

詳細は省くが、要は別居したとの事
その経緯を聞くにあたり
僕は別々に、それぞれから話を聞いたわけだ

あらかたの筋は大よそ合っていたが
それぞれのニュアンスが全然違うし
詳細に至っては、全く内容が逆の時もあった

また離婚を決定付けた出来事の見解が全然違う
性差による部分が大きいなと思う事もしばしば

まだ二人とも未練があるようにも思えた・・・
しかしお互いに、相手の事を幼くて話が通じない
と、同じコメントを言ったのが一番印象的だった

タイトルに使ったのはケビン・ベーコンとエリザベス・パーキンスの映画
邦題は分からないが、90年台初頭の作品だと思う

今回の一件は、正にこの映画そのもの
同じ出来事なのによくぞそこまで見解が違う!!
人間って理解しあえないの?と思ってしまう

映画は、確か若いカップルの彼女の妊娠がきっかけで起こるラブコメ劇
今後を話し合う過程での共通の出来事をお互いの目線で描いている
彼女と彼、それぞれの捉え方を別撮りし、上手くミックスさせながら進む
当時としてはとても面白い一品(内容の詳細は確かではない・・・悪しからず)
しかも、ハッピーエンドだったような気がする

今回の件でも、起こった事象は一つ
しかし二人に別々の自分にとっての真実があり
それぞれ多少は都合のよい言い訳や隠し事もあるだろう

僕はその話を別々に個々から耳にした
だからどちらも本当であり、本当でない
僕には何のアドバイスも出来ない事なのだ

両方に一つだけ言ったのは
第三者を立ち会わせて話す事
それだけ・・・

このブログを彼らが目にする事は99%無いので書いたが
何ともエネルギーを要する作業であり、当人達はヘロヘロ
少し巻き込まれた僕ですらとても疲れた


他人同士、一つ屋根の下で生活するって難しいね・・・
二人によい年が訪れますように

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