Tuesday, October 28, 2008

真鶴の寿司屋

週末の土曜日から真鶴にある民宿に
一泊二日のショート・トリップ

両親が旅先で知り合った方がオーナー
網元と言う事で、海鮮類に期待は膨らむ
父が乗り気で、行ったまでは良かった

面倒な事に私の両親、旅行の達人なのだ
親父は某ホテルに数年住でいた時期があり
旅と食の道楽を人生の友としている

経験の浅い僕ですら、今回は、う~んっ?
魚は新鮮だったが、料理がイケない

色々と先方のお気遣いはありがたかったが

どうやら、嗜好の面で接点が少なかった・・・

両親の夕食中の表情が全てを物語っている
何か別の美味しい食事が必要だ・・・明日・・・

寝付けない深夜に真鶴リサーチ

翌朝、美術館に寄って愛車でドライブ
途中、買い物先で漁師から情報確認
僕の鼻の効きは相変わらず冴えている

真鶴でも有名な一軒の寿司屋で昼食を
ここで僕も久々に板さんに一本取られた

最初はカワハギの刺身

生まれて初めて
カワハギの心臓を食す


御手塩にはヒック、ヒック動くそれと本山葵
小指の爪半分位のモノがチョコンとのってる

味云々よりも、驚きの方が勝った

その後は地魚を中心に握ってもらう
どの白身の魚もとても美味しく
2種類、初めて食べるモノがあった

シャリの味付けがとても上品
流石、本物の寿司職人さん

塩分が控え目で白身魚の味が引き立つ
実際の所、食後に喉が渇く事も無かった
きょうびの回る寿司屋とは格が違う

恐らく20貫程平らげて、まだ行ける
その位、軽いのだ・・・美味しい~

トビウオ軍艦
アワビ
白鯛
ウルメイワシ
カイワリ
サバ
がとても美味しかった

最後にせみ海老を刺身で食べる
この海老、幻の食材なのだ・・・

何て運の良い日なんだろう
親孝行はするものだ・・・

数が獲れないし
捕れても漁師さんが食べてしまう・・・

少しオレンジがかった半透明の身
伊勢海老よりも甘くて味が濃厚
でもしつこくなく、舌触りが良い

伊勢ちゃんが霞んで見える程美味

至福

残った頭部をお椀にしてもらい

満腹、満腹

父も母も満足そう
終わり良ければ全て良し

次にこちら方面に来たら
旅館は湯河原、強羅辺り
行きつけに泊まる事にして
昼食をここで食べたいと思う

次回は日本酒片手にゆっくりやりたい

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