Sunday, January 14, 2007

行きつけの店 横浜


JAPAN 2004
Gelatin Silver

今日は新年初、行きつけのショットバーに。ここで初めて酒を覚えて足掛け20年、バーテンが変わり、経営方針が変わり、最近は客の世代交代も進んでそれらを目の当たりにしてきた。

バーテンの古株でも10年位、まともに振れなかった頃から知っているが他の子達は皆年下だ。数年前までは大先輩達も毎日のように飲んでいたが、ここ最近少し見ないなーと思うと、実は体調を崩して入院してた・・・なんて事が増えてきた。

ここは僕の聖域だった場所。当初50・60代の常連達と寡黙なバーテンの醸し出す雰囲気はとても魅力的で、大人の時間が流れているように感じていた。僕は知らない所に迷い込んだ猫のように、小さくなって周りを観察しながらその中に浸っていた。アメリカに居る頃は、日本に帰ってくると必ず立ち寄ったものだ。

そんな僕も今では最古参の一人、恐らく30代で僕より古い人は居ないだろう。あの頃憧れた紳士達のように渋く、スマートに飲めているのだろうか?まだまだ、と声が聞こえてくる。あの人達のようにカウンターとグラスが似合うようになりたいものだ。

写真はそんなバーの常連であり酒仙の大先輩、この界隈のバー、バーテンで知らない人はいないと言われるくらい飲み歩いている人。この人の飲む姿は本当に絵になる、粋な先輩。

2 comments:

Di Mackey said...

Beautiful photographs :)

Ken  said...

Thank you very much for your comment. This is one of my favorite image and he is my good fellow too.
Please stop by sometimes. I just started to write this blog, so your comment would encourage me.

best