Sunday, February 04, 2007

セント・エルモス・ファイアー

(原題 ST. ELMO’S FIRE) ★★★☆☆

名門ジョージタウン大学を卒業した親友達7人は、数ヶ月後ビリー(ロブ・ロウ)がウェンディ(メア・ウィニンガム)を乗せて起こした酔っ払い運転事故をきっかけに再会。それぞれが社会に出て直面した問題で悩み、互いに励ましあいまた反目しつつも、自分達を見つめながら大人に変わってゆく様を描いた青春物語。

登場人物たちが凄い、エミリオ・エステベス、デミ・ムーア、アンドリュー・マッカーシー、アリー・シーディー、ジャド・ネルソンと上記の二人。80年代の若きハリウッドのアイドル達。あの頃はリアルタイムで観ていた。

今になって久々に見てみるとフレッシュな感動と言うよりも、懐かしさに似た思い出に浸る自分がいる。自分の20代を映像で見させられているようで、彼らの行動一つ一つが自分や当時の友人達とオーバーラップする。アメリカ映画を観て懐かしいと思うなんて、以前は想像すらしなかった。

映画で描かれているアメリカに憧れて渡米した。僕にとってのアメリカは80年代の映画に映し出されていた姿そのものだった。だから80年代の映画には特別な愛着を持っているし、いい映画が沢山あったように思う。この映画もそんな中の一本だ。

僕の好きなラインを I can’t remember who met who first or who fell in love with who first. All I can remember is the seven of us always together. ・・・いい台詞だぁ。20代前半に見てもらいたい映画かな。

映画情報とお気に入りの役者
セント・エルモス・ファイアー (85)
ジョエル・シューマーカー監督・脚本
アメリカ

アンドリュー・マッカーシー (ケビン役)
1962年 ニューヨーク生まれ。在学中からオフブロードウェーにも出演。なんかこう弱々しい神経質さのような、独特の雰囲気がいい。
思い出のジュエル(89) マネキン(87) プリテイ・イン・ピンク(86)他多数

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