Friday, February 02, 2007
気になってた映画
JAPAN 2006
Gelatin Silver
今日はずーっと前から気になっていた映画を見た。かれこれ恐らく8年位。何だろね、頭がフラッシュバック状態。ヴィンセント・ガロ、彼のマルチぶりには頭が下がる。
感覚的でコミカルでノスタルジックな映画。90年代の映画も相当見たが、まだ見てないものが在ったなぁ~と思う。あの頃は町にも映画にも失望、写真はスランプ・・・やさくれついでの飲んだくれ。写真として残っているもの以外、僕の記憶は全て空ろ。
同時代に同じ場所で活動していた人間の作品と言うものは不思議だ。映像の中に簡単に入り込める。そこに時代の痕と匂いが染み付いてるのだろう。寂れたバッファローのダウンタウンを背を丸めて歩いているシーンは凄くいい。
僕の入れる映像は殆どがB&Wの匂いがする。脳の深部に染み入るようなノスタルジックなトーン。色は色として記憶に残らず、曖昧に見知らぬ記号のようにそこに在るだけ。記憶のフラグメントが独特のトーンを放ってランダムにつながって行く。
バッファロー66、感想と言うよりも感覚として残るとても面白い映画。
バッファロー66 (98)
ヴィンセント・ガロ監督・主演・脚本・音楽
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment